【矢崎選手のアイアンマン調整レースシリーズ】
アイアンマンに向けて着々と準備を進めている矢崎選手のレースレポートです。
2023ラフウォータースイム・イン・鎌倉
レース名 2023ラフウォータースイムイン鎌倉
天候 曇り(強風)
気温 30℃
種目 1.5㎞の部(高波のため1㎞に短縮)
佐渡調整第二弾、毎年恒例鎌倉材木座海岸のオープンウォータースイムに参加
苦手競技であるスイム、弱点だった下半身の沈み込みの補正と肩甲骨の稼働を意識して試合に望む。
ウェットスーツに加えて今回新兵器導入
①ガーミンのストップウォッチ
②スイムソックス
①スイムのみの着用は初めて。今回は500m毎にラップを計りペースとコースを確認。
②スイム→バイクのトランジット対策として試着、本来はダイビング用のフィン着用時の足ずれ防止用品で泳いだまま履ける靴下。
砂浜の小石とクラゲ対策、佐渡で使用可能かどうかは要確認。
レース内容
会場到着後試泳で海を確認、強風のためかつて経験したことないほどの高波!ヘッドアップ時目印のブイが時々視認不可能に、油断すると身体が持っていかれるので高波が来たら潜ってやり過ごす作戦で。
コース状況の悪化のため距離が1.5㎞→1.2㎞→1㎞と短縮に(係の方に聞いたら歴代の鎌倉大会でもトップ3に入る波の高さだとか)、波乱の中スタートへ。
1 10:32 (行き500m 2:06/100m)
2 14:12 (帰り500m 2:51/100m)
3 0:07(ゴール手前の砂浜)
結果 24:52(1015m 2:27/100m)
注)上記のタイムは自分のストップウォッチの計測、ゴール後水飲んでて時計止めるの15秒程遅れた・・。
1 行きは沖に向かう。波は高く上下動は激しいもののウエットスーツのお陰で姿勢を保持、身体の力を抜き肩甲骨を意識して体力を押さえつつ前進。毎年悩まされていたクラゲもスイムソックスのお陰で被害0!
ここまで波が高いと自分の手のかきより波の推進力の方が上回るのか思ったより身体が前へ進む。ヘッドアップを何時もより多めにして折り返しのブイを確認、後半戦へ。
2 帰りは陸に戻る。潮の流れのためか身体が全然前に進まず腕が重い。集団の力を利用すべく他の選手を見かけたら積極的について水の抵抗を減らす。行きより大分ペースが下がるものの前方確認しつつ確実に前へ。相変わらず波は高くうねりが来たら潜り込んで回避、ヘッドアップで前方確認→潜り込みの繰り返し。最後まで苦戦するもののゴールへ。
総括
後でStravaで確認したら行きに比べてかなりジグザグなコース取りに(ガーミンかStravaのコース写真が載せられれば一目瞭然ですがやり方がわかりませんでした)。ブイを一直線に目指す行きに比べて帰りは他の選手に着こうと蛇行したのが減速の原因に。過去一番の波はヘッドアップによる前方確認のいい練習に、プールでは出来ない貴重な経験。
スイムソックスは速度的にはともかく身体を守る意味でかなり有効、ただし大会によっては使用不可だと思われるので要確認。
佐渡に向けて着々と準備が進んでいます。