第25回UPRUN東大島小松川公園マラソン
矢崎選手の佐渡アイアンマン調整レース参戦記
暑い中サバイバルレース化したフルマラソンで優勝を飾った矢崎選手のレースレポートです。
いつものように読み応えバツグンです☺
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レース名 第25回UPRUN東大島小松川公園マラソン
種目 フルマラソン個人の部
コース 荒川河川敷(10km×4周回+端数)
天候 晴れ 強風
気温 31℃
リザルト 3時間39分09秒 1位
温熱順化と佐渡のラン対策のため財布に優しい近所のフルマラソンに参加(自転車で15分程)
最近の気温上昇に加え運用の皆様が設営に悪戦苦闘する程の強風、一風変わった悪条件のレースが体験出来そう。


レース前準備
佐渡の予行演習として本番と同じ装備、トライスーツ+冷感アームカバーとレッグカバー、頭はバイザー+ネックシェード。あらかじめアームカバーを公園の水道で濡らしておく。
補給として事前にOS-1一本とメダリストのカフェイン200を摂取、レース中の補給としてウエストポーチにアスリチューン×3+アミノサウルス(カフェイン)×1と塩。
レース展開
今回はタイム狙いではなく高温をどれだけやり過ごしてフルマラソン走り切れるのかを目標に。大体キロ4:50~5:20、ラスト5kmで少しへたれて5:30~6:00程。強風なので上流と下流で作戦を変更。
上流
追い風、時々追い抜かれるロードバイクの速度が速い。
背中から風が当たり勢いはつくものの高温のため飛ばすと大変な事に…。ペースを控えめにして給水所では必ず泊まり確実に水分摂取→その後頭から水を被りトライスーツ、アームカバー、レックカバー、ネックシェードを濡らす。
シューズ以外の装備をどれだけ濡らせるかが下流の走りに大きく影響する。汗を大量にかくので5km毎の塩分補給を徹底。
下流
向かい風!ロードバイク乗りも悪戦苦闘中!
前もって全身濡らしているため強風がクーラーの役目を果たし体温の上昇を押さえてくれる。向かい風の中体力は削られていくが水着兼用のトライスーツのお陰で他の選手より有利に。乾いた瞬間地獄になるので兎に角給水所目指して頑張る。エネルギー切れが怖いので10㎞毎にポーチの中身を消費。
総括
上記の走りを繰り返す内に1位になってました、何時もより変則的な暑さ対策を経験出来て戦略の幅が広がったかと。
雨だと話は違いますが。
最近スイムの練習頻度も増やしスカーリングやバタ足等の基本的な技術を見直してます。
いよいよバイクも猛暑の走行を経験する時期になりました。例年通り汗だくのTTバイク乗りがお店にお邪魔させていただきます。店長さんよろしくお願いします。
