【レースレポート】E-VAX活動報告:九十九里トライアスロン2022

九十九里トライアスロン2022

台風が近付いている中、佐渡が終えて間無しに九十九里に参戦した鉄人 矢崎選手のレースレポートです。

レース名 九十九里トライアスロン2022

天候 曇りのち雨

種目 スイム:1.9㎞ バイク91.1㎞ ラン21.0㎞(ミドルディスタンス)

制限時間 8時間(8時~16時)

参加人数 約600人

結果 DNF(落雷のため13時20分で終了)

タイム 5時間15分10秒(自力でゴールまで到達)

元々は佐渡トライアスロンが中止になる可能性を考慮してミドル完走実績入手のための申込み。

しかし佐渡は無事開催。オマケに台風も近いので少し悩みましたが、

  • 九十九里出たこと無い。
  • QBICLE(箱)での電車輸送を試したい。
  • エントリー費勿体ない。

以上の理由で参加決定しました。

以下レースレポート

輪行及び装備

佐渡の時は万全を期すため完車のまま送りましたが今回はQBICLEに箱詰め。

①電動ディレイラーのケーブル外す

②シートポスト引っこ抜いてバッテリーのケーブル外す

③本体からタイヤとディレイラーを分離

④ディレイラーを梱包材で包みフレーム内に納める様に固定

⑤本体を傷付かない様に梱包材で保護

⑥ハンドルを分離してチューブでフレームに固定→⑦逆さにして箱に納める(エンド金具曲がり防止のため仕方なく)。

しかしハイハンズバーがつかえて箱に入らずやむを得ずブルホーンからDHバーを分離して再度チューブで固定。梱包材の固定のためマスキングテープを大量に消費、急遽予備を購入。

写真は宿に到着直後の組立て、梱包材のお陰で傷は無し。組立後ディレイラーが変速せず焦るもののシートポストのバッテリーのケーブル接続が甘かったのでやり直したら無事変速。付属のキャスターのお陰で輪行バックより移動が楽でした。

装備と補給は佐渡とほぼ変わらず。ただし途中での雨が確実なので今回は冷却用のアームカバーは無し。距離が約半分なのでバイクボトルの中身はモルテンを3→2に、後はOS-1×1と水1。

スタートとゴール地点が異なるため開始前に着替え等を搬送受付に預ける。

スイム

午前8時スタート。九十九里浜近くの川の往復コース、海はサーフィンのメッカで波が高いので川だとか。海より透明度は低いが自分の手足や隣の選手は確認可能。

今回は自身初のウェーブスタート、泳力順に第1~4集団まであり自分は8時15分スタートの第3集団。泳力が近い集団のお陰か波もほどんと無く流れるに乗る。他の選手と多少の接触はあるものの力まず受け流す。ただ佐渡の時のようにゴーグルに蹴りを受けない様に顔面だけはガード。

折り返し手前で橋を潜るのはこれまた初体験、柱を避けつつ後半戦へ、選手間がバラけ難く流れに連れてってもらう形でフィニッシュ。

スイム 35:42 221位

T1

本大会の最大の特徴、スイム→バイクラックまで約1km!当然この間もリザルトに反映するためウエットスーツ着たまま全力疾走、カーペットは敷いてあるものの裸足では結構痛い。我慢しつつ何人かの選手を抜き去りバイクラックへ、次回があれば靴下を検討しよう……。

T1 08:27 76位(種目別の順位は有るものの通過順位は不明)

バイク

マップのコースをミドルでは2周。有料道路使用のほぼ平坦、カーブほどんと無し、まさにTTバイクのためのコース、当然P-Seriesもその性能を遺憾無く発揮。

1周目から全力で突っ込み前走者を次々に捕らえる。心配していた雨も間だ降らずコンディションも絶好。距離が半分以下とは言え佐渡の時より更に速い!

2周目もモルテンでブーストかけつつペースを維持。ノリがほどんとと言うかまんまタイムトライアルで楽しい!

終盤流石に疲労がたまりランに備えてペースを落としてトランジットへ。

バイク 2:38:41 44位(通過順位51位) 最高速度48.5 平均速度34.5 W平均204最大640

大会で平均W200越えたのは初めて。

ラン

一見複雑だが実は周回織り混ぜた往復コース。佐渡のダメージかバイクで張り切りすぎたためか序盤5~7㎞は身体が重くキロ5分半~6分。途中で雨が降り時間と共に強まり、お陰で身体がクールダウンされてペースをキロ4分半~5分に上げる。

前半エイドではエネルギー補給でVAAMが振る舞われるものの飲料は水のみ。後半で出てきたレッドブルがありがたい。

ラスト1キロ地点で係員から「落雷のため13時20分に大会中止」の知らせあり。ここでレースは中断するもののゴール地点に荷物を預けているためフィニッシュゲートには行く必要あり。

よし走ろう!それが明日に繋がる!ラスト1キロも4分半を維持してゴールへ。

ラン 手元の時計で1:49:22 競技中断のためDNF ゴール時間13時30分

後程運営本部からフィニッシュゲートまできた選手の総合タイムの知らせあり。

総合タイム5:15:10

足切りの時間が8時~13時20分で5:20:00

スイムのウェーブスタートで15分遅れなので完走の安全圏内は5時間切り。8時スタートなら完走でしたが同ウェーブで少数ながら完走出来た選手もいるため致し方無し。

色々貴重な経験が出来て楽しい大会でした。佐渡と重ならなければリベンジしたいところ。

兎に角今年のトライアスロンの予定は全て終了。色々落ち着いたら頑張ってくれた相棒(cervelo)のオーバーホールを検討中なのでその時はお願いします。

……やっと佐渡で買ったお酒飲める……。