【デュアスロンレースレポート:矢崎選手】
佐渡アイアンマン開催予定の今年、気合いの入っている矢崎選手のレースレポートです。
第21回彩湖道満グリーンパークデュアスロン大会
天候 晴れ 気温13℃(最低気温4℃)
種目 ミドルディスタンス
第1ラン10.56㎞(制限時間1時間)
バイク82.00㎞(制限時間3時間)
第2ラン9.44㎞(制限時間1時間)
合計102.00㎞
リザルト 4時間3分17秒(約50人中8位 完全完走)
昨年8月に行われた全日本トライアスロン協会主宰大会のデュアスロンバージョンです。
佐渡国際トライアスロンの募集が始まり今年こそは開催される事を願いつつ前哨戦として申込→大会2週間前にぎっくり腰で練習を中断→急遽スポーツ整形を受診して治療とリハビリに専念→ランのフォーム変更で痛みの軽減の目処がついたので参戦。
のっけから波乱のスタートとなりました。
今回はバイクのDHバーをハイハンズバーに変更して初めての実戦投入。
トライスーツも新しいデザインの御披露目・・のはずでしたが重ね着で長袖ジャージ+バイクパンツ+軍手の重装備、最低気温4℃でトライスーツ一丁は寒がりの自分には無理ですご免なさい。
この大会独自のルールとして制限時間内完走かつ第2ランが第1ランより早くゴールした場合「完全完走」として認められ賞品がもらえます。
第2ランは約1km短いですがバイクパートの疲労を考えると難しい所。
第1ラン
デュアスロンなので苦手なスイムからではなく得意のランスタート。
いつもは大きなフォームを心掛けややストライド走法で走りますが今回はピッチ走法。腰の負担軽減のため踵を尻に引き付け足を流さず骨盤を安定させて痛みを軽減。
最初の1kmでキロ4分を切りそうになり慌ててペースダウン、大体キロ4分15~20秒でまとめました。
速すぎると完全完走の難易度が上がりますが遅すぎると総合順位に支障が出ます。ここいらの塩梅を考慮して作戦を立てるのがこの大会の醍醐味です。
10.56㎞44分59秒
順位11位
バイク
一周約10kmのフラットなコースを8周。
腰のダメージを押える走りにより何時もより脚の負担が増してのスタート、何回かつりそうになりました。
今回はハイハンズバーに助けられました。
体感した利点として
①バーの位置が前より高いのでとにかくDHボジションを長く維持出来る。
②バーと頭が近づくのでより頭を低くしやすくなり空気抵抗軽減に繋がる。
特に②の恩恵が大きく後半疲労で速度が落ちた時ペダルを強く踏むより頭を下げる方が平均時速の維持に繋がります。
ただしDHポジションを多用しすぎたせいか終盤ややバーの位置が下がり気味で変更前のポジションに近づいてしまいました。今後の課題です。
82㎞2時間35分26秒
アベレージ32.7㎞/h
通過順位12位
第2ラン
スタート直後はバイク→ランの切り替えのため足が重くキロ4分40秒。
徐々に身体の中で切り替えの準備が整いペースアップ、キロ4分15~30秒で押してきました。
特に後半は温存していた体力を吐き出し4人程抜かしてそのままゴール。
完全完走達成で景品のソックスいただきました。
9.44㎞42分52秒
総合順位8位
総括
身体を庇いつつ出来る事は全て行いました。ランパートは第1も第2もほぼ作戦通り。
バイクは万全ではありませんがハイハンズバーの可能性を確かめられたのは収穫です。DHポジション維持の恩恵はロングでは特に大きいので佐渡ではかなりの武器になるはず。
バーへの負荷が大きいため位置が下がるのは改善したい所、対処も兼ねてその内お店にお伺いしますので店長さんよろしくお願いします。