富士ヒル
世界遺産・富士山を舞台とし、富士スバルラインを走行する日本最大級のヒルクライムレース。
今年は7000人を超えるサイクリストが富士の国やまなしに集結。
完走率99.0%、はじめてのレース参加者でもゆっくり時間をかけて走り切れるのが「富士ヒル」
スタート: | 富士北麓公園(計測開始地点⋯料金所手前) |
---|---|
フィニッシュ: | 富士山五合目 |
距離: | 25km(計測部分24km) |
標高差: | 1,270m(計測部分1,255m) |
勾配: | 平均5.2%、最大7.8% |
はじめての富士ヒル参戦!
6/11(土)・12(日)お休みをさせていただきましてMt.富士ヒルクライムへ参加してきました。
実はコースをうっすら知ってるていどで、本戦への参加は初のてんちょ〜&つまかな。
はじめての富士ヒル参戦!~準備から前日受付~
エントリー直後の2月ギックリ以降、ストレッチとリハビリライドとZWIFTと減量でなんとか帳尻合わせてDNSは免れる。
これまで早く走る練習をしたことがない私はまず、心拍を図るようになりZWIFTでパワーが出るように走ったり……。頭が混乱。(笑)
とりあえず、減量は本業の知識と昭和のド根性スタイル(食事制限ではなく強運動強度)で目標よりも-2㎏で着地。カーボアップでプラス2kgかなぁ?と考えていたのでちょうどいい感じ。
そのお陰でパワーウェイトレシオは3.2w/kg 富士ヒルブロンズ獲得の目安まで向上。
ただ、イケるのかイケないのか全く判断の基準がなかった為、特に狙ってはいないとても緩い気持ちで前日の受付を済ませる。
宿にチェックインし、バイクチェックがてら受付に行く予定が雨で断念。
富士急ハイランド駐車場に駐車しシャトルバスの大行列に並び会場入り。ここでようやく、富士ヒルって超たくさんの方が参加するんだなぁと実感。
初めての富士ヒル参戦!~起床から出走~
当日朝5時起床。天気は持ちそうと思いながらMaultenドリンク500mlを空っぽの胃に流し込む。
諸々準備を済ませ宿を出る直前に朝食を採る。もちろん炭水化物祭り。
我らの出走は第6ウェーブ、8時10分~8時40分の間。
駐車場まで車移動、その後アップを兼ねた自走、検温からスタートまでの時間を多く見積もって6時30分宿出発。
と、ところがどっこい。。。
駐車場に辿り着かない大渋滞💦結局駐車するまでに駐車場周辺で1時間30分以上かかってしまい、スタート時間には間に合わず。
どの車からも焦りや苛立ちが見え隠れ。運転手以外車から降りて会場に向かっている方もチラホラ。
少々気分は萎えつつもとりあえず会場に行ってみようと移動。
検温→スタート特に何もなくイケる事が判明したため、maultenジェルをチュるっと注入して恐らく第7ウェーブ位からスタート。
ザワザワ・ソワソワした気持ちのままスイッチ押さずにノベっとしたスタートになってしまった。
初めての富士ヒル参戦!~スタートからゴールまで~
てんちょ~はスルッと先に行ったので、いってらっしゃーいと呑気にスルーしたのが間違いだった。。。
その後も何だか呑気な気分を引きずりズルズル走ってしまった。
風が強くなってきた4合目辺りであれ?そろそろ終わりじゃない?あれ?ってなって気が付いたら平坦区間になってて……。
全然踏んでないじゃん今日!って気が付いてそこから踏んだから一応平坦区間は30㎞/h以上で走れたけど、けど、けど。呑気にも程がある。(笑)
1時間35分49秒 年代別16位/71人
何とも言えない記録でフィニッシュ。
わぁお、絶景!天気最高!なんて呑気に思ってた自分を殴ってやりたい。(笑)
でも、そう感じることができるくらい楽しめたってことか。
初めての富士ヒル参戦!~下山~
ゴールしてホッとすることはなく、今度は生きて下界に帰る為に下山の準備。
どちらかと言えばダウンヒルの方が私には恐怖だからスタート前より緊張していると、そこへマヌケな男が現れる。
そう、この男である。
レッグウォーマーとアームウォーマーがないと宣う。
バ○じゃないの?だからうんたらかんたらと怒られるてんちょ~。
モーモーモーモーと牛になりかけたけど、そんなことより命がけの下山がと思い気を静め真冬の装備の上から配っていたビニールを着て下山開始。
思った以上に寒い。(→ちょっとてんちょ~の事が心配になる。)
思った以上にビニールの効果で上半身は暖かい。
思った以上にディスクブレーキの凄さを実感。
これまでも雨の日や下り坂で止まるとは思っていたけれど、こんなに長い下り坂でも楽で安心感があるとは!
初めての富士ヒル参戦!~今後~
何だか出し切ることなく終わってしまったから、来年への参加理由ができてしまった。
でももし、「タイムは気にしてないけど、はじめて富士ヒル参加してみたい!」とか「ひとりじゃ心配だから一緒に走ってほしい」という方がいたらサポートしたいという気持ちもありあり。
なんせ今まで、そういう役割をずっとやってきたから!
背中を押して登ったり、大声で誰かを励ましながら走ったり、感動のゴールを見届けたり……。
やっぱりそっちがいいんだよなぁ。と思いつつ、来年はちゃんとブロンズ目指してみたいという思いも出てきちゃってどうしようと迷い中。
どちらにせよ、今年の経験を生かしてトレーニング・スケジューリング・食事(補給含む)の管理等のアドバイスはできるようになった!
来年富士ヒルクライムチャレンジしてみたい方、一緒に行きましょう!
タイムを狙うも良し、景色を楽しむのも良し、とにかく登ってみたいでも良し!
楽しみ方は何通りもあります!