矢崎選手の佐渡アイアンマン調整レース参戦記
毎年恒例の矢崎選手の佐渡アイアンマンに向けた調整レースシリーズです。
ラフウォータースイム・イン・鎌倉材木座
レース名 ラフウォータースイム・イン・鎌倉材木座
種目 3㎞個人の部
コース 材木座海岸周回(1㎞3周回)
天候 曇り時々晴れ
気温 32℃(水温26℃)
リザルト 1:10:58 124位(181人中)
佐渡対策の一環として参加、苦手種目克服のため例年の倍の3㎞に挑戦。
去年挑戦した皆生トライアスロンのスイムパートと同距離、果たしてどれ程成長していることやら。


事前準備
基礎から見直すべくスイム練習前ににスカーリング+ばた足(合計500m)。プールに行かない日は陸上で鏡見ながら手のかきの確認。力まずに手足で水を捉えるのが目標。呼吸も首ではなく「肩」から入れる様に意識して抵抗を減らす事を心掛ける。
スタート前
気温は高いものの水温は泳ぐのに丁度良い。体感的に波が高そうなので予め酔い止めの薬を服用(後で他の選手と会話したところ「これくらいなら余裕!」との事、スイマーにとって50cmの波はへっちゃららしい……)。脱水を防ぐためOS-1を1本飲みきる。
佐渡を想定して水着の代わりにトライスーツを着用。スレ防止に首、肩、脇にワセリン塗りたくりウエットスーツ着た後に一旦海に潜る。試泳の時にウエットスーツの襟や袖口を開き水をたっぷり入れて全身に行き渡らせ締め付けを均等化してスタートへ。
1周目
L字状の折り返し1㎞を3回繰り返す。往路は高波が此方に向かい復路は波に押される。1㎞毎に陸に上がり腕に巻いた計測タグでチェック。マラソンと違い通過しただけではダメで計測用のボードに手を置いてセンサーを感知させる。ゴールの時に忘れないよう気を付けよう。
スタート直後は集団の塊が大きく何時も通りのコバンザメ。スカーリング練習のお陰で力まずに泳げ、呼吸の改善で自分と同じ力量の選手を目視しやすいので真後ろや横に並び兎に角体力を温存。キックは他の選手にダメージを与えぬように程々。
2周目
一旦陸に上がり計測と給水。他の選手とかなりバラけるのでここからが本番。
手のかきは脱力しつつも回転を上げキックは2ビートを厳守しながらしっかり打ち前の選手に追い付いたら兎に角後ろについて抵抗を減らす。波は潜ってやり過ごす。
2周目後半からとてつもない速度の選手に抜かされる!成る程トップ選手の集団はもう3周目らしい、しかもウエットスーツ無しですか……。生粋のスイマーが多いので佐渡大会より肌色率が高い!自分はマイペースで行こう。
3周目
ラストなので出し惜しみは無し。次の競技も無いので実験的にばた足の回転を上げる。時々ヘッドアップで目印のブイを確認しながらなるべく最短距離を目指す。ゴール手前で波を利用して身体を進め無事3㎞完泳。
総括
タイムは1時間10分58秒、皆生のスイムのタイムが1時間12分54秒なので約2分の短縮!
そして終了直後の肩や手足の疲労度が明らかに軽い!タイムそのものよりバイクパートへの温存として成長出来たかと、佐渡は更に長い4㎞なのでより温存の効果が期待出来そうです。