戸田彩湖ウルトラマラソン
矢崎選手の規格外!ウルトラマラソン参戦レポート!
佐渡に向けて仕上げております👍
目次
レース名 第20回戸田・彩湖フルマラソン&ウルトラマラソン
種 目 70㎞男子50歳代
コース 戸田彩湖周回(14周)
天 候 晴れ
気 温 24℃
リザルト 5:24:23(42㎞通過3:07)
順 位 70㎞男子50歳代3位(138人中) 総合9位(431人中)
佐渡終盤のランパートを想定した実践練習として今年も参戦。
昨年40代で1位なので今年は招待選手枠で出場(参加費免除)、例年の白地に黒の数字ではなく青ナンバーなので目立つ!恥ずかしくない走りをとの思いから事前の練習にも気合いが入る。
今年は激戦区の50代(最多人数カテゴリー)、ハードなレース展開と予想。
今年はコース変更有り。


競技場での折り返しを例年より延長したため1周5㎞丁度で14周回の70㎞に短縮(去年までは5㎞未満で端数調整のため15周して71㎞)、フルマラソンの0.195分の端数は別枠(写真の赤○参照)。更にウルトラ(70㎞)とフル(42.195㎞)のスタート地点を分離、スタートダッシュにつられる心配が無くなりより快適に。
大会前準備
①35キロのロング走+休息日のウォーキング。練習では厚底シューズを封印して自力での距離耐性の強化。
②ピッチ走法中心でのフォーム変更、終盤での落ち込み防止のため。
③補給食の見直し。10㎞毎のアミノサウルス7個の内終盤2個をカフェイン入りに変更。
暑さ対策で水を大量にかぶるので久々にトライスーツ(水着兼用)に袖を通しスタート地点へ。
以下レース内容
スタート~20㎞
今回最前列からスタート。招待枠ゼッケンなので強気で。例年は後ろから追い上げつつ自分のペースを組み立てるのがセオリーだが今年は丁度別の招待選手(昨年50代1位!自分より総合順位は上)や実力者の方々と並走する機会に恵まれる。
1㎞4:30の安定したペースを刻みながら会話のやり取り。その間の全く危なげの無いピッチ走法はとても参考になる。5㎞毎に塩とスポーツドリンク、10㎞毎にアミノサウルス摂取で順調に進む。
20~42㎞
後ろから一人の選手に追い付かれる、女性の招待選手枠の方でとても軽快な走り。特に上り坂での走りは圧巻。並走していた男性の招待選手の方と食らいつきペースが4:15~20に上がる。フルマラソンだとサブ3のハイペースながらも「良いペースメーカー」と前向きに考える。以前のペースメーカー付きフルマラソンの出場経験が活きる。42㎞地点で3時間7分、例年は3時間15~20分なのでこの時点ではベスト更新。ただし脚の疲労も過去最高。
42~60㎞
幾度か自分が前に出る場面はあったものの少しずつ他の上位選手との差が出始める(フル以上の距離の経験差のため)。50㎞地点迄の1㎞4:30から徐々にペースダウン。ここは落ち着いて自分のペースを維持、脱力してピッチ走法、コーラ解禁、水を被りトライスーツを濡らす等何時ものルーチンを心掛け1㎞4:45~5:00に納める。彩湖でのベスト記録更新も見えてくる。
60㎞~ゴール
ダメージが蓄積され足の痛みが増す。特に左の脛の筋肉に激痛が走る。兎に角1㎞5:15以内を死守すべく全身の脱力を心がけ前進、ストライド走法では歩いていたかもしれない場面をピッチ走法で何とか乗り切る。
68㎞地点で通過タイム5時間15分、ベストタイム更新は確定!彩湖初の5時間半切りも見えてくる!残り2㎞最後の力を振り絞りゴールへ。
リザルト 5:24:23(昨年71㎞5:41:33)
去年の71㎞で想定しても残り1㎞5:15ペースでギリギリ5時間半以内、昨年より11分早い計算。先にゴールしていた招待選手や実力者の方々に御礼しつつ彩湖名物のエイドへ(ゴール後でもいただけます)。ソーメンとかき氷が上手い!!
総括
練習の成果が功を奏しベスト記録更新!しかし50歳代の層は厚くギリギリ年代別3位に滑り込み。
レース後に上位の方々とお話する機会に恵まれお伺いしたところ決定的な差はやはり「走り込みの量」かと。
100㎞レースは勿論200㎞の距離でも「寝ないでも20時間程あれば」との言葉を聞いた時はウルトラマラソンでは自分はまだまだ修行不足だなと痛感しました。
とは言え佐渡のランパートの練習としては申し分無し、いよいよシーズンも始まりランだけでなくスイムやバイクも本格的なトレーニングへ。